ブロックチェーン

ブロックチェーンは、改ざんのリスクの低さから、データの信頼性・透明性を担保できます。
また、システムダウンのリスクも低く、多くの業種で活用の場を広げています。

機能

データの改ざん防止・検出

少しでもデータが変わると全てで更新がかかるため、改ざんされた場合はすぐに気づきます。

システム障害のリスク軽減

権限が一箇所に集中していないため、簡単にハッキングすることができず、障害に強いです。

取引履歴の分散保存

取引履歴が分散して保存されるため、緊急時にデータの経緯を素早くたどれます。

期待する効果

サプライチェーンでは、ブロックチェーンを活用することで、生産地や製造日などの改ざん問題を解決することができます。
従来では、消費者は与えられるままの情報を信頼するしかありませんが、ブロックチェーンの耐改ざん性と透明性の特長を活かし、製品の調達、製造、運搬などのイベントをブロックチェーン上で管理することで、消費者は製品の確かな原材料や製造過程を確認することができるようになります。

サプライチェーンでの活用例。生産、加工、製造、物流、小売といった消費者に製品が届くまでの全ての工程をブロックチェーン上で管理します。

ブロックチェーンはまだまだ発展が期待されている新技術であるため、サプライチェーン以外にも様々な活用方法が存在します。新しい技術を活用したPoC(実証実験)を行いながらブロックチェーンを活かせる分野を探していきましょう。
PoCで検証と評価を繰り返しながら、業務での活用シーンを確立し、本格的な運用を目指していくことがDXにつながります。

ブロックチェーンを使った物流管理のPoC例。企画。ゴールとして、複数の物流会社を経由して消費者に製品が届く場合に、「いつ、どこに、なにが」あるのかを正確に管理します。実証実験の1回目は、α版として、限定した製品と物流会社でブロックチェーンに記録するところから始めます。適切な経路が追えるようにシステムと運用の修正を繰り返していきます。実証実験の2回目は、β版として多くの製品と物流会社で実施します。トレースのタイムリー性と正確さを確認しながら、改修を加えていきます。実証実験の3回目は、本格的にシステムを全社運用し、トレースの体制を整えます。引き続き不具合修正はしていきますが、次のステップとして、消費者への公開を考えていきます。

ブロックチェーンの詳細については、
こちらからご相談ください

お問い合わせ