Power Appsと組み合わせて業務効率化

皆さんはPower Platformをどのような業務に活用していますか?またはどのように活用しようと検討していますか?
Power Appsで案件管理や顧客情報の管理をしたり、Power Automateでタスク自動化をしたりRPA機能を使用していたり、Power BIを使用した売上分析など、使い道は様々です。
それぞれのサービス単体でも効果的に使用できるPower Platformですが、他のサービスと組み合わせることで、より業務効率化を実現することが可能です。
本記事では、Power Appsと他サービスを組み合わせた使い方についてご紹介していきます。

Power Apps × Power Automate

弊社でも、Power Platformを利用して業務を効率化したいというお客様からご相談を受けることが増えてきました。そこで最も組み合わせてご提案することが多いのが、Power AppsとPower Automateです。
ここでのPower AutomateはRPA機能のあるPAD(Power Automate Desktop)ではなく、クラウドフローのPower Automateです。Power Appsで作成したアプリと外部アプリ・サービスを繋ぐためにPower Automateを使用します。

外部アプリ・サービスというのは、GmailやOutlook、Slack、SQLServerなど、Power Apps以外のサービスを指します。Power Automateを使用して作成したアプリと連携させることで、データが登録されたときに自動で定型メールを送信するだとか、アプリでのデータ登録の際にデータベースも更新させるだとか、タスクの自動化やデータ連携を実現するといったことが可能です。
これにより、細かな業務の時間が短縮できたり、データの2重登録が必要なくなったり、データの整合性が担保されるなどのメリットがあります。

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≪ Power Automateで業務自動化を促進 ≫
Power Automateのクラウドフローについて、機能や事例をご紹介しています。業務自動化にお悩みの方はぜひご覧ください!

Power Apps × Power Pages

Power Pagesは外部ユーザーにも公開可能なWebサイトが構築できるため、問い合わせや注文などの受付サイトとして活用することができます。
Power Pagesで収集したデータはMicrosoftが提供しているデータベース「Dataverse」に集約されるため、Power Appsを使用することで同じデータが参照でき、管理がしやすくなる点が併用するメリットです。
また、社外ユーザーではなく子会社とのやり取りとしてもPower Pagesが利用できます。Microsoft認証済みユーザーだけサイトを閲覧させるようにすることもできますので、要件に応じた使い方ができるのではないでしょうか。

Dataverseについて詳しく知りたい方はコチラ!

≪ Dataverseの特徴とメリット ≫
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Power Apps × Power BI

Power BIではデータ分析を行うことができます。Power Appsに集めたデータをPower BIでグラフ化することでデータの可視化を行うことができ、データ分析を可能にします。
例えばPower Appsで案件管理のアプリを作成した場合、進行中の案件数を一目で分かるようにしたり、受注までの日数をグラフ化するなどして、改善点を得たりすることが可能です。
Power Appsにグラフを表示させると1つのアプリ内で確認することができるので、使い勝手も良いのではないでしょうか。

まとめ

今回はPower Appsに着目して3つの活用例を挙げました。例のように2つのサービスの組み合わせでなくても、3つ以上のサービスを組み合わせてより効率化を図っているお客様もいらっしゃいます。
1つのサービス単体で使用しても十分に便利ですが、他のサービスと組み合わせることでより幅広い業務の効率化を実現できるのでおすすめです。ぜひ利用してみてください!

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