売上
得意先に販売した商品の売上を管理します。
売上に関わる画面は、過去の売上伝票を検索・一覧表示する「売上一覧」、
新しく売上伝票を発行する「売上入力」、
売り上げた商品の返品を入力する「売上返品入力」、
売上処理を一括で行う「売上一括処理」などがあります。
- 売上の入力および返品の入力ができます。
- 売上伝票は受注伝票、出荷伝票の情報を引き継いで入力できます。
- 売上計上を行うタイミングとして、「出荷時に計上」「検収時に計上」から選択することができます。
- 数量を減少しての一部売上や単価を変更しての売上ができます。
- 売上伝票に納品書などの資料を添付することができます。
「売上一覧」でできること
- 「売上確認票」「売上一覧表」「商品別売上明細表」の3種の帳票が出力できます。
- 請求が未済である売上伝票がひと目でわかります。
「売上入力」でできること
- 売上伝票から、回収の対象になる債権のデータが自動的に作成されます。
- 仕入先から直接、得意先の倉庫に商品を直送する取引にも対応しています。
- 売上に対する回収の条件(月末に一括で請求、取引ごとに請求、など)を、得意先ごとに設定することができます。
- 伝票単位に、売上を「請求保留」として請求の対象から除外することができます。
- 取引数量について最小数量と取引単位数の警告や禁止のチェックを設けることができます。
- マスタ設定や受注伝票から売上単価を初期表示します。
- 初期表示された売上単価は変更することができます。
- 売上伝票の修正や削除を行うと、修正前の売上伝票に対する赤伝票が自動的に発行されます。
- EDI取込した売上伝票について修正を制限することができます。
- 国内取引入力において、外貨での決済(計上)ができます。
- 消費税の計算は、取引日を基準として消費税率マスタの適用開始日〜終了日に該当する消費税率に基づいて行われます。
- ロット管理する商品は、出荷時または売上時にロット番号の自動引当が行われます。
- ロット番号の自動引当は、出荷期限の早い順に行われます。
- 出荷時に自動引当されたロット番号を、売上時に変更することができます。
- ロット別に在庫評価する商品の場合は、ロット別の原価単価を明細の原価に表示させることができます。
- 受注数を超えて売上を入力する場合、警告が表示されます。
- 過去に使用された販売単価を得意先ごとに保持し、次回からの入力時に優先して初期表示させることができます。
- 売上入力時に提供単価が決まっていない場合、仮の単価を入力しておくことができます。
- 一度しか取引しない場合などは得意先をマスタに登録せずに売上することができます。
- 得意先向け納品書・物品受領書・請求書の明細内容は、売上入力に使用した品名などとは別に入力できます。
- 得意先からの回収条件を変更すると、回収期日の再計算を行います。
「売上返品入力」でできること
- 返品の対象となる売上伝票を参照して、返品する商品の数量を入力することができます。
- 売上伝票を指定せずに、返品する商品、数量、単価を自由に入力することもできます。
- 売上返品後の在庫状態は、「通常品」 「不良品」 「未検品」のいずれかより選択ができます。
- 「返品理由」は返品理由マスタから選択ができます。
売上でその他にできること
- 債権モジュールを導入している場合には、売上伝票が請求締処理の対象として連動します。
- 未計上の受注伝票を一覧から選択し、一括で売上処理を行うことができます。
- 売上データ取込では、CSV形式の売上データを取込み、売上伝票として更新します。
- 売上データ出力では、CSV形式の売上データを出力し、他システムへデータを引き渡します。