機能[債権]

債権

債権イメージ

売上などで生じた債権の請求を行います。経費の請求や、前渡金の消込もサポートします。
銀行振込、支払手形、期日決済などさまざまな決済方法を選択することが可能で、
期日・残高の管理機能も充実しています。

請求予定
  • 請求予定作成
  • 請求予定変更
  • 請求承認
  
入金
  • 入金一覧
  • 入金入力
  • 入金データ取込
  
回収消込
  • 回収消込一覧
  • 回収消込入力
  • 自動回収消込
  • 一括請求消込
  • 手形・期日

請求予定

指定された日付およびそれ以前の請求締日を持つ売上データを集計し、請求書を作成します。
請求予定に関わる画面は、「請求予定変更」のほか、
部門責任者が請求を承認する「請求承認」があります。

  • 請求申請データおよび販売機能からの売上データを集計して請求書を作成します。
  • 請求締区分が一括請求の場合、「請求予定作成」で複数の債権がひとつの請求予定としてまとめられます。
  • 請求締区分が都度請求の場合、債権計上するたびに自動的に請求予定が作成されます。
  • 請求書は、前回締の請求予定金額に対する差引繰越金額の有無や合計金額のみ、明細のみといった書式をあらかじめ指定できます。

「請求予定作成」でできること

  • 請求締日を指定して請求書を作成します。
  • 計上部門の上位の部門で請求をとりまとめることができます。
  • 請求予定作成の完了を待っている間も、他の操作を行うことができます。
  • 債権残高を繰越し、翌月の請求にまとめることができます。
  • 得意先ごとに締日を月単位(固定日または末日)、または週単位(曜日)で設定できます。
  • 請求予定作成をスケジュール登録することで、自動で実行することができます。
  • 請求データから、請求書、請求一覧表、請求条件変更申請書、回収予定表を出力できます。
  • 請求対象データの一部を、伝票単位で保留として除外することができます。
  • 消費税は取引先マスタ、得意先マスタの設定に基づいて計算します

「請求予定変更」でできること

  • 回収予定日や回収方法を変更できます。
  • 請求予定の変更は履歴管理します。
  • 意図しない集計や消込が行われた場合は請求予定の取り消しを行うことができます。

「請求承認」でできること

  • 部門責任者によって請求の承認を行うことができます。
  • 承認を行う場合は、承認が完了するまで請求書出力や回収消込を行うことができません。

請求予定でその他にできること

  • 消込可能な前受金が存在する場合、消込処理を行ったうえで請求データを作成します。
  • 前受金による消込は、自動で行う方法と手動で行う方法の2種類の方法があります。

入金

回収方法を問わず入金情報を登録し、回収消込処理にて消込原資として使用します。

  • 回収方法は「現金」、「振込」、「手形」、「期日決済」から選択できます。
  • 受取手形や期日決済は台帳管理することができます。
  • 電子記録債権、でんさいの発生から顛末、決済までを一元的に管理(分割、割引、譲渡)できます。
  • 入金と同時に消込を行うことができます。
  • 請求残高の一部のみの入金も入力できます。

「入金一覧」でできること

  • 入金データ取込や入金入力にて登録された入金データを一覧表示し、変更、削除が行えます。
  • 入金ごとに金額や回収先を一覧で確認することができます。
  • 入金ごとに回収消込入力に遷移できます。
  • 手形、期日決済での入金は一覧から台帳入力に遷移できます。

「入金入力」でできること

  • 仮受金等への振替、外貨に対する計上レートの設定も可能です。
  • 振込依頼人と回収先名をマッチングすることで、入金から自動的に請求の消込を行うことができます。
  • 海外取引での荷為替手形の管理が行えます。
  • 入金通貨と消込通貨が異なる場合は、あらかじめ指定した差異の範囲で入金額を調整できます。

「入金データ取込」でできること

  • 銀行等から提供される入金データを回収消込作業に使用するため一括で取込めます。
  • 入金データ取込に使用する固定長データフォーマットは、「全銀協フォーマット(入出金取引明細)」に準拠しています。

入金でその他にできること

  • 「領収証出力指示」では検索条件に合致した入金データを領収証として出力します。
  • 選択した領収証の明細部の摘要(但書)を一括で入力できます。
  • 領収証の摘要(但書)、請求金額、(内)消費税等を修正してその内容を出力することができます。

回収消込

入金データと請求書データを突合(照合)しながら消込を行います。
入金金額と請求残高の差額を振替えができ、自動回収消込処理や一括回収消込処理も行えます。

  • 入金が完了した請求に関して、消込を行います。
  • 債務残高に対する相殺処理をすることができます。

「回収消込一覧」でできること

  • 請求を一覧表示し、消込対象を選択するとともに、消込金額を入力できます。
  • 手動で入力した回収消込、自動回収消込、一括請求消込を一覧上で区別できます。
  • 一覧画面にて消込に使用する入金伝票を指定できます。

「回収消込入力」でできること

  • 請求書を構成する売上伝票(請求申請伝票)単位、または明細単位に消込を行うことができます。
  • 入金入力、入金データ取込を事前に行わず、回収消込入力から入金データの登録が行えます。
  • 自動回収消込処理や一括回収消込処理の結果を変更または訂正することができます。
  • 請求残高と入金金額の差額を手数料や消費税端数、為替差損益に振替えて消込できます。

「自動回収消込」でできること

  • 自動消込対象の入金データを使用して、回収先ごとに回収予定日の古い請求書から順に自動消込を行います。
  • 入金金額と請求残高の差額を自動で振替えることができます。
  • 自動回収消込後のデータは手動で変更することができます。
  • 承認を行うことで自動回収消込されたデータを手動でチェックすることができます。

「一括請求消込」でできること

  • 入金金額と請求残高の差額を一括で振替えることができます。
  • 請求残高の一部のみの消込も入力できます。

「手形・期日」でできること

  • 回収方法が「手形」、「期日決済」の場合は、手形や期日決済の発生から決済まで台帳管理を行います。
  • 手形では営業手形、営業外手形、電子債権(営業)、電子債権(営業外)、でんさい(営業)、でんさい(営業外)を区別して登録できます。
  • 為替手形の場合、手形の引受人を登録することができます。
  • 外貨の期日決済では、債権発生、期日決済計上、期日決済確定の各時点でのレート差異から為替差損益を計上できます。