業務ニーズに合うシステムを選ぶことはとても難しいことです。
その業務に特化したシステムを導入するとすぐに効率化に繋がりそうですが、そううまくいかない場合もあります。
ではどのようなことを考えて選べば良いのでしょうか?
システムを導入したのに作業が増えてしまうケースは多いです。その理由としては以下のようなことが考えられます。
これらの問題が起こってしまう原因の1つとして、システムに拡張性がないことが挙げられます。
同じ業界・業種であっても、企業ごとに業務の仕方や種類は異なりますよね。しかし、システムを各企業の業務に合わせられないことが多いのが実態です。
どこかで手作業になってしまったり手間が生じてしまったりと、システムを使う人の要望を満たせるようにカスタマイズできないのです。
上記のような理由で、カスタマイズができるか、システム間の連携がスムーズにできるかを視野に入れてシステムを選定することは重要であると言えます。
次に考えるべきことは、費用と効果が見合っているかについてです。
いずれシステムを拡張し、徐々に業務を自動化させていきたい場合はシステムに拡張性があった方がいいですが、企業規模や社員数によって手作業でもあまり負担がないから部分的なシステム化で構わない企業もあると思います。
そのような企業はコストを抑えて小規模でシステムを導入した方がメリットが得られるかもしれません。
導入費用・運用費用と得られる効果とを比較して、それに見合ったシステムを選ぶことが重要になります。
先述した条件を満たせる製品として、Microsoftの「Power Platform」をご紹介します。
最近流行しているノーコード・ローコード開発ツールです。
Power Platformは何かの業務に特化したシステムではなく、業務アプリを1から簡単に開発できるツールです。そのため各企業の業務に合ったカスタムアプリを開発できます。
自由にカスタマイズできるので、はじめは小さい規模からシステム化して、慣れてきたらシステムを拡張していくことも可能です。
ローコード開発ツールであるため、プログラミング経験が無い方でも少し触れば感覚を掴んでアプリ開発することができますし、開発を依頼する場合でもソースコードを書かない分の時間とコストを削減できます。
上記の通り、Power Platformでは自由にアプリ開発ができるため、企業規模に見合ったアプリ開発が可能です。そのためライセンス料も開発規模によって抑えられます。
たとえば、Microsoft 365(旧称 Office 365)のライセンスを既にお持ちの場合、一部機能を除いてPower Platformを無料で使用できます。
そのため開発規模によっては無償ライセンスの範囲で構築できる可能性があるのです。
アプリでやりたいことが多くなると有償ライセンスが必要にはなってきますが、Power Platformは作成するアプリやアプリを使用するユーザーごとにライセンス料がかかる仕組みなので、該当部署のみの使用にする等、使用制限を工夫することでライセンス料を抑えることができます。
ライセンス料、開発費用を抑えることで、費用に見合った効果が期待できるはずです。
業務を最大限効率化するためにPower Platformを検討してみませんか?
システム導入を検討している方、システムの見直しをしたい方におすすめです。
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